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弔電の言葉選びにも葬儀マナーがあります

弔電は通夜や葬儀に参列できないときに送るものですが、言葉選びにも葬儀マナーがありますので心得ておきましょう。
特に会社関係で送る場合は会社名や部署名で送ることになりますので、社の品位を疑われるようなことのないよう、しっかり葬儀マナーを守る必要があります。
ただ、弔電サービスには例文が用意されていますので、迷うようならそれを採用するのが無難です。
それでも知っておくべき知識はありますので、ここでは一部を紹介しましょう。
まず、弔電で故人のことを表す際には、喪主との続柄で敬称が決まります。
例えば友人の祖父が亡くなった場合でも、喪主が友人の父親であれば、故人の呼び方は「ご祖父様」ではなく「ご尊父様」になります。
親しくしている相手は友人ですが、弔電はあくまでも喪主に対して送るのが葬儀マナーだと覚えておくと良いでしょう。
言葉選びでは、忌み言葉や死、苦労を想起させるものは使わないのがマナーです。
弔事は続いてはいけませんので、「度々」や「次々」、「再び」や「続く」などの繰り返しを想起させる言葉は使わないでください。
「四」や「九」も禁止です。

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