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香典袋の表書きの葬儀マナー

葬儀マナーで迷いがちなのが香典袋の表書きではないでしょうか。
正しく書くには、まず相手の宗教、宗派を確認する必要があります。
人が亡くなると、仏教の場合には四十九日までは霊なので「御霊前」が正しい表書きになります。
四十九日を過ぎると霊だった故人は仏様になるとされているので、それ以降は「御仏前」と書きましょう。
間違っていてもさほど問題にはなりませんが、常識がない人間だとみなされてしまうおそれがあります。
また葬儀というのは故人を送る最後の儀式ですから、失礼のないよう気をつけたいところです。
ただし、仏教の中でも浄土真宗という宗派だけは、人は亡くなるとすぐに仏様になるとされています。
なので、浄土真宗の葬儀マナーとしてはずっと「御仏前」が正解です。
また、表書きは悲しみを表すために薄墨の筆ペンで書くのがマナーだとされています。
黒々とした筆ペンで書いたり、ボールペンなども本来はマナー違反だとされているので注意しましょう。

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